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脱毛器を使う前に飲酒をすると危険!?その理由とは…

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脱毛前に飲酒をすると危険?!その理由とは…

脱毛を受ける時、「施術前日・施術直前の飲酒はダメ!」と言われた経験がある方は多いのではないでしょうか?まぁ多少は良いだろう、と甘くみていると危険かも…!?その理由をこちらでは解説していきます♪

飲酒をするとお肌がカラカラに?

脱毛を受ける際の注意事項の中で、「施術前日、施術直前に飲酒は禁止」というものがあります。「飲んでから時間も経ってるし多少はいいだろう」と安易に思っていると、施術当日に痛みを強く感じたり、肌トラブルを起こしたりすることもあります。肌に問題がなくても、飲酒が判明すると、施術を断られることもあります。

アルコールを飲むと喉が乾きますよね。その理由は、アルコールに利尿作用があること、身体中で水分がどんどん消費されていくためです。飲酒した時、体では次のようにどんどん水分がなくなっていきます。

  1. アルコール成分が呼吸にも溶けるため、息をするたびに喉や鼻の粘膜が乾き通常より水分が蒸発しやすくなる。体内の血流が促進されて鼓動が早くなるに連れ、息も荒くなっていきます。つまり、呼気に含まれる水分がどんどん失われる。
  2. 通常でも、呼吸だけで1日400mlの水分が失われていますが、それ以上に蒸発してしまうのですね。体温が上昇するため、体温調整のために毛穴が開き汗が出ます。これによって、肌からも水分が蒸発します。
  3. 通常の生活では、肌から1日約600mlの水分が失われますが、飲酒時は当然それ以上になります。アルコールが分解される際に発生した有害成分を解毒したり、排泄するために体内の水分がどんどん使われます。

飲酒によって、これほど体内の水分が使われてしまうのです。どんどん脱水に傾いていきますので、当然肌も乾燥していきます。つまり、脱毛する前日にお酒を飲むと、肌が乾燥した状態で脱毛を受けることになるのです。肌が乾燥していると、バリア機能も低下し、施術方法によっては火傷しやすくなったり、肌の乾燥が強くなったりするなど、トラブルを引き起こしやすくなります。

また、飲酒後の体温上昇も、約12時間はおさまらないといわれています。体温が高くなった状態で施術を受けることによって、通常より炎症反応(熱感、赤み、かゆみや痛み、腫れ)が強くでることがあります。炎症状態が強く出たり、長引くということは、肌の回復を遅らせるということです。

そのため、飲酒したことがわかると、肌の安全のために施術を断られることもあるのです。どうしてもキャンセルできない飲み会があったり、ストレス発散したいこともあると思いますが、長い目で見て美しい肌を望まれるなら、無用なトラブルを避けるためにも施術前日から直前だけは、飲酒を控えられるのが賢明です。

安全スムーズに無駄なく脱毛するために

肌のことだけではありません。アルコールの臭いをさせてサロンやクリニックに行くのは、他のお客様にも迷惑ですし、万全の状態で施術に向かってくださっている担当者にも大変失礼なことです。それに、前夜の飲酒でうっかり寝過ごしたり遅刻したりして、ドタキャンや無断キャンセルという事態にもなりかねません。サロンや医療機関の方針によっては、ペナルティが発生しますので注意しましょう。

ご自身の美肌のためにももちろんですが、周囲に迷惑をかけたりすることのないよう施術前日・直前の飲酒は控えましょう。なお、施術直後の飲酒もおすすめはできません。上記のように、肌の状態が不安定になるため、肌の回復を妨げるためです。

サロンや医療機関の注意事項は安易に考えずしっかり守り、早くツルツルスベスベのお肌を手に入れましょうね。

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